ノロウイルスなどによる「ウイルス性胃腸炎」の感染が広がっていて、当院にも腹痛、嘔吐、下痢の患者さまが多く来院されています。この時期としては過去10年で2番目に患者が多い状況です。
国立感染症研究所によると、今月11日までの1週間に報告された「感染性胃腸炎」の患者の数は1医療機関あたり3.25人で、前の週から0.13人増加しました。これは、同じ時期としては大きな流行となった2006年に次いで過去10年で2番目の多さです。
通常とは異なる遺伝子配列の新型のノロウイルスが検出されていて、大流行のおそれがあります。ウイルスは感染力がとても強いので、食事前の手洗い・うがいなどで予防しましょう。